知るだけで得する!? 赤ちゃんができたら考えるお金の話
赤ちゃんができたらお金の不安ってありますよね?
- 妊娠や出産、子育てってどのくらいお金かかるの
- 子育て中のお得な制度ってあるの
- 子どもができたら国や自治体からお金がもらえるみたいだけど、手続きの仕方がわからない
という子育てに関するお金のことで不安があるお母さん、お父さんに向けてこの記事では、
妊娠・出産・育児でもらえる助成金
について解説します
- 妊娠~産後1年間でいくらくらいかかるの?
- こんなにある!?赤ちゃんができたらもらえる給付金&助成金
- 助成金&給付金を確実にもらう&取り戻すための基本ポイント
- 保険に加入している人は、支払い対象の確認を!
- 給付金&助成金の申請はパパ一人でできる
- まとめー 公的サポートを使い倒そう
- 参考記事
妊娠~産後1年間でいくらくらいかかるの?
- 妊婦検診の自己負担額の平均は、約9万8,000円
- 分娩・入院費の平均は、数千円~20万円程度
- マタニティ&ベビー関連費 平均9万6,650円 最高30万円
- 里帰り費用 平均3万3,470円
- 内祝い 平均9万8,200円
- 行事費 平均5万1,420円
国や自治体の少子化対策により一昔前よりは本人の負担額が減るようにはなっていますが、それでも妊娠~育児にはこれだけのまとまった金額が必要になります
こんなにある!?赤ちゃんができたらもらえる給付金&助成金
妊娠~出産までに国や自治体からもらえる給付金や助成金をざっとあげただけでも…
- 出産育児一時金
- 乳幼児医療費助成金
- 未熟児養育医療制度
- 小児慢性特定疾患の医療費助成
- 高額療養費
- 傷病手当金
- 児童手当
- 出産手当金
- 育児休業給付金
- 失業給付・受給期間の延長
- 児童扶養手当・児童育成手当
- 医療費控除(確定申告)
- 社会保険&税金
- 幼保無償化
これだけあります!
自治体に妊娠届や出産届を出すだけで、もらえるお金もありますが、医療費控除(確定申告)のように自分で申請しないともらえないものもあります
これだけの制度があるということを知っている人と知らない人とでは年間で数万円変わってきます
種類はたくさんありますが、一つ一つの制度の申請は難しいものはないので、必ず抑えておきましょう
住んでいる自治体によっても助成の内容は異なるため、妊娠した際には最新の情報を入手するように心がけましょう
助成金&給付金を確実にもらう&取り戻すための基本ポイント
金額はみんな同じとは限らない
- 健康保険の種類
- 住んでいる自治体
- 赤ちゃんのお母さんが専業主婦or仕事を継続するor仕事をやめる
などによって、もらえる金額は異なります
たとえば、出産一時金は基本42万円ですが、自治体によっては42万円+αでもらえる自治体もあります
事前に確認しておきましょう
もらう手続き・窓口は制度によって異なる
制度によって窓口の場所は異なります
窓口の代表例
- 市区町村役所
- 勤務先
- ハローワーク
- 税務署
確定申告など一部オンラインでできる手続きもありますが、多くの制度は申請窓口に行かなければならないので、妊娠中に調べておきましょう
期限を過ぎると受け付けてもらえないことも…何事も早めが原則!
例えば、児童手当は申請した翌月からが支給対象となり、児童手当の申請が遅れた場合はその分をさかのぼってもらうことはできません
児童手当に限らず、申請は早めにすることを心がけましょう
情報収集は妊娠中に
産後は育児で忙しくなるので、申請について調べている余裕がなくなります
比較的時間に余裕がある妊娠中に、本やインターネットなどで情報を収集し、確認しておきましょう
医療費などの領収書は必ず取っておこう
- 妊婦検診の費用
- 分娩・入院費
- 出産時に使ったタクシー代などの交通費
などは確定申告の医療費控除の対象になります
必ず保管しておきましょう
また公共の交通機関を使ったときでも明細がわかるようにメモしておきましょう
保険に加入している人は、支払い対象の確認を!
民間の医療保険などに加入している人は妊娠を期にどういったケースが支払い対象になるのか確認しておきましょう
自然分娩を希望していた人も何らかのトラブルで帝王切開になり、予想外に医療費がかかるケースもあります
そんな時、医療保険の支払い対象を調べておくことでお金がもどってくることがあります
申告しなければ保険金はもらえないので、調べておきましょう
また、子どもができたことを期に保険の見直しをすることもおすすめです
子どもができると、保険会社からあの手この手で様々な保険をすすめられますが、個人的には
- 最低限の生命保険
- 火災保険
- 車を持っている人は対物・対人無制限
の保険以外は入る価値はありません
無駄な保険にたくさん入って毎月高額な保険料を支払っている人にとって子どもの誕生は、保険を見直すいい機会だと思います
給付金&助成金の申請はパパ一人でできる
妊娠~育児でもらえるお金の申請については、多くはパパ一人で申請ができます
奥様はただでさえ、妊娠中のつわりや産後疲れで大変です
夫婦それぞれで申請すると申請漏れがあったりしてかえって面倒なことも多いので、個人的にはダンナさんの方で一括して申請することがおすすめです
まとめー 公的サポートを使い倒そう
子育てに明確な正解はありませんが、助成金や給付金の申請については正しい知識をもって申請すれば誰でも決まった金額のお金がもらえる&取り戻せます
申請するだけで年間数万円は変わってくるので、こういった公的なサポートはもらさず使い倒しましょう
そうは言っても
何から始めていいかわからない、どんな制度があるのかもわからない
という人は、1冊書籍を購入してその本のとおりに手続きをすすめていくといいでしょう
今回紹介した制度の申請方法はもちろんのこと、申請のダンドリスケジュールも掲載しているので、申請漏れも防げます
知っているだけで年間数万円は変わってくるので、ぜひ制度を確認してお金の不安を解消してください
参考記事
妊娠をしたら市役所に妊娠届を出して、母子健康手帳をもらうことがスタートになります
妊婦検診は、妊娠~出産まで14回ほど行くことになりますが、助成金がつくのでだいぶ出費は抑えられます
帝王切開など医療費が高額になる方はこちらの記事も参考に