母子健康手帳って何?Q&A
前回
ということで、母子健康手帳の内容について基本的なことを一つ一つ解説しました
母子健康手帳って内容が盛りだくさんなので、妊婦の時からこまめに記録を残しておくことで母親と赤ちゃんの記録となり気づけば大切なものになっていると思います
今回は、母子健康手帳にまつわる疑問点についてできるだけわかりやすく解説していきます
母子健康手帳にまつわる疑問点
Q1 母子手帳って身分証明書になるの?
公的な子どもの身分証明書になります
子ども名義で銀行に口座をひらく場合や、パスポートを申請するときに健康保険証などと合わせて提出することで利用できます。
Q2 母子健康手帳を紛失したら再発行できるの?
できます
住んでいる自治体の役所や保健センターで再発行が可能なので、再発行の窓口や持ち物などを確認してから行くようにしましょう
Q3 再発行した母子健康手帳に診断結果など再記入してもらうことはできるの?
原則できます。病院に確認してみましょう
かかりつけの病院では、カルテを残しているはずなので、再発行したので検診結果などを再記入してもらえるかどうか問い合わせてみましょう
他にも、自治体で受けた検診や保健センターでの相談記録などを再記入してほしい場合にも対応してもらえるようなので、再発行の際にお住いの自治体に確認してみましょう
Q4 引っ越したら母子健康手帳も何か手続きが必要なの?
住所変更にともなう母子手帳の手続きは必要ありません
母子手帳は、お子さん一人につき一冊が発行されるので、別の地域に移っても同じものをそのまま使うことができます。
引っ越しをした際は、母子手帳の中の住所欄を自分で書き換えておくだけで大丈夫です。
Q5 産院を変更した場合には、母子健康手帳も何か手続きは必要なの?
必要ありません
引っ越しと同様、産院を変更した場合でも母子手帳は同じものをそのまま使えます
Q6 多胎妊娠の場合は、母子健康手帳は一人1冊もらえるの?
赤ちゃんの人数分、母子健康手帳がもらえます
多胎妊娠(双子や三つ子など)の場合には、母子健康手帳をもらう際に、双子や三つ子であることを伝えれば、赤ちゃんの人数分、母子健康手帳を渡してもらえます
妊婦検診受診票などについても赤ちゃんの人数分、もらうことができます
Q7 母子健康手帳をもらった後に流産した場合、母子健康手帳はどうすればいいの?
妊娠していた赤ちゃんが流産してしまった場合や中絶してしまった場合には、役所に返却する必要はありません
母子健康手帳についてはそのまま大切に保管する人やお寺などに供養する人が多いようです
Q8 母子健康手帳は、代理でもらうことができるの?
できます
つわり等で、妊娠初期は出かけるのがつらい妊婦さんもいるかと思います
そんな時は、もし家族など身近な人にお願いできるなら、代理の人が母子手帳の手続きをすることも可能です。(※代理人OK・NGについても自治体によって差があります。)
自治体によって違いがありますが、代理人が手続きをする場合には
- 妊婦本人の個人番号がわかるもの(個人番号カード、個人番号通知カード、個人番号記載の住民票のうち、いずれか1つ、写しで可)
- 代理人の本人確認ができるもの
- 委任状
- 妊婦の本人確認ができるもの
が必要になる場合が多いようですので、手続きをする自治体のホームページなどで確認をしてから手続きをするようにしましょう
あわせて読みたい